HOME» アクシア社長のオフィシャルブログ » 時代を追わない、時代が追いつく
アクシア社長のオフィシャルブログ
時代を追わない、時代が追いつく
今年は例年よりずいぶん遅く梅雨入りしましたが、 一気に梅雨明けでもう夏?という感じですね。 すっかり夏の空に夏の雲。木陰が気持ちよく、 虫取りかごをぶら下げて、虫取り網を振り回す少年たち。 どうして子供って虫が好きなのかあ。 そんな自分の子供の頃と変わらない風景を見ながら、 時代の流れを考えていました。 今流行っているものって何?これから流行るものは? なんて、つい流行を追いかけてみたくなるのですが、 時代を追って無理に流行らせようとしたものは一瞬で廃れ、 結局本物しか残っていかないのかなと思うのです。 例えば本。流行を追ったものは内容が薄いしコロロに響かない。 深く考察した書籍は5年経っても20年経っても色褪せないし、 古典、名作として残っていく。 やるべきことは目先のことに振り回されずに、自分が好きなこと、 やりたいことをやり続けること、深めていくことしかないのかなと 思うのです。 で、そこに時代が追いついて脚光が当たって流行ることもある。 音楽もファッション、そしてマネジメントもそうなのかなと。 これからも興味があること、ワクワクすることをやり続けようっと 【今週の1冊】 「龍は眠る」 宮部みゆき 著 1991年 新潮社 丁寧な取材力の裏付けがあるからなんでしょうね。 隙がないというか、深みがあるというか緻密。 それでも滲み出てくる隙間を感情が埋めていく。 30年以上前なんだけど全く古さを感じない。 スマホは登場しないし、インターネットもないんだけど ストーリーはとても自然で無理がない。とても面白い。 技術は人の本質には何ら関係ないのかもね。 |
2024/06/24