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光をあてる

先週に引き続き、年末年始のアルバイトの気付きから。
観光地での1週間の清掃活動はとても学びが多いものでした。
年末年始の都内の有名な観光地。日本人はもちろんインバウンドで
世界各国からの旅行客で大混雑。さらにその観光地は、食べ歩き出来る
飲食店が目白押し。ということでゴミが散乱して大変か!と思いきや
お店も人通りも多いメインストリートはとてもキレイ。そんなにゴミが
落ちていない。街の中のゴミ箱はとても少なくなっているので、
多くの観光客は手に持っていたり、ポケットに入れたり、自分のバッグに
入れたりして持ち歩いているのです。
そんな中をゴミ箱を転がしながら歩いていると、「ここに捨てていいですか?」
を声をかけて捨ててくれるのです。そして捨てた後に、「ありがとう」と
言ってくれるのです。
そんなとってもいい気持ちで、メインストリートを抜けて路地に入り、
そこの自販機の影をのぞいたり、駐車場の奥に行くと、
なんということでしょう!飲みかけのペットボトル、空き缶、食べ残し、
吸い殻が山になっているではありませんか。
多くの人は、人目があるところ、明るいところではゴミは捨てないのです。
そして、一目につかないところ暗いところには平気にゴミを捨てる。
さらに一つゴミがあるとそこが簡易的なゴミ捨て場になり、
どんどんゴミが溜まっていく。ゴミがゴミを呼ぶのです。なので、
そのような場所を見つけたら徹底的に綺麗にする。一つ残らず綺麗にする。
そうしないと瞬く間にゴミ箱と化していくのです。
 
ということで、最初は、人がゴミを捨てないようにするためには
暗闇を無くす。明るくすること、光をあてること、人の目を行き届かせる
ことが必要かと考えたのですが、やっていくうちにそれは違うかなと。
光が当たれば必ず影ができる。光が強ければ強いほど影も暗くなる。
ではどうしたらいいのか。
さあ、そのアイディアは来週!
 
【今週の1冊】
 
「哲学と宗教 全史」 
 2019年 出口治明 著 ダイヤモンド社
 
小説ではない本の紹介は久しぶり。さて、この本はどんなジャンルに
なるのでしょう。世界史の教科書的な位置付けでいいのかな。
哲学と宗教という堅苦しい内容がスルスルと入ってくる不思議な本
歴史は連続している、繋がっている、相互に絡み合っている、影響を
受けているということがよくわかりますね。
今この瞬間、自分もその歴史の中の一人であると。
そして世界はここに登場するような人たちだけで作っているのではなく、
自分もその一員であるんだと自覚させられます。
100年後200年後、そして1000年後の世界はどうなっているんだろう。
ちょっと覗いてみたくなる。
 
たくさんの参考文献が紹介されているので、またそれを読んでいく楽しみが
増えました。出口さんありがとう。
 
 

 

2025/01/13

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