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本当は怖い数値目標

KPIやKGI、定数目標ってわかりやすいし、なんとなく
公平な感じがして、他社や他者と比較しやすいから設定
しやすいですよね。
例えば、内定辞退率や有給休暇取得率、男性育休取得率。
率で語る時には総数を見ろ!なので、率と総数見ないと
その数値が何を物語っているかわからないはずなのに、
一旦数値が出てしまうと、それが目標、ゴールになってしまうから
怖い、怖い。数字に支配されてしまうのです。
 
そうならないためにはどうしたらいいか。
それは、仮説を立てる力を養うこと。
数値はある事象の結果であって、原因ではないのです。
仮説を立てる力があると、なぜこうなったんだろう。
今何が起こっているんだろう。と考えることができ、
それを考えることで、対策を考えることができるし、
そもそも「なぜこのKPIを設定したのか」という意図に
立ち返れることができるんですよね。
 
で、もっと大事なことは、
「そもそもこのKPIっておかしくないですか?」と言える環境づくりかな
そんな環境、一緒に作っていかない?
 
 
【今週の1冊】
 
「女の一生」
1883年  モーパッサン 著 
    新庄嘉章 訳 新潮文庫
 
主人公ジャンヌの生き様を描いた物語、、と思えずに
原題を確認したら「Une vie」。女でも男でもなく「人生」。
たまたまジャンヌを中心に物語が展開しているだけでなく、
登場人物全ての人生を描き切った秀作。ジュリアンの一生でもあり
ロザリの一生であるし、これから始まる孫娘の一生の始まりの話。
 
出版は約150年前、物語の背景はさらに古いので200年前の
フランスの貴族の物語であるにも関わらず、人に生き方、
生き様、倫理観、価値観は今と何ら変わらない。
人ってなんて愚かで愛おしい生き物なんでしょう。
いつの時代も、世の中って人が思うほどいいものでも悪いものもないよね。
 
 
 

 

2025/06/02

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