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変わったのは時代の空気なのかそれとも

時代の変わり目。そんな感じがする今日この頃ですね。
政治も経済も社会もこれから数年で大きく変わるでしょうね。
変化の中に生きている。情報化社会。加速度的な変化の時代、
我々は何をしたらいいのか。
 
実際はそんなことはなく。いつの時代も大きく変化をしている。
違うのは視点。変化が大きいと感じている時は、目の前のことに
関心が向いている時。自分が近視眼的になっている時だから要注意なのです。
遠くから見るといつも海は穏やか。近付いていくと波があり、満ち引きがあり
時には大しけ。
視点を離していき、時間軸を伸ばしていくと穏やかで、ゆっくりゆっくり
変化しているだけ。
 
なので変わったのは時代の空気ではなく、自分自身。
自然の大きなゆっくりした変化に比べると自分自身の変化は
とても大きい。間違いなく年をとっていくし、自分を取り巻く環境
は変わっている。
 
ということで、時代の変化が大きいと感じた時は、一度落ち着いて
自分が変わったということを冷静に見る余裕が必要かなと。
 
 
【今週の1冊】 
 
「化物語」
2006年  西尾維新 著 講談社BOX
 
西尾維新はこれまでに何冊か読んでいますが、
今年のGW、所沢の角川武蔵野ミュージアムに行った時に
「マンガ・ラノベ図書館」にいたく刺激を受けて買ってみたのがこれ。
街中の公共の図書館とは年齢層も本の読み方も全く違って
ちょっとしたカルチャーショックを受けたのです。
 
中高生が多くて、みんなそれぞれが自由に本を楽しんでいるんです。
ラノベって何冊か読んだことはあって(西尾維新も)それでも
いわゆる小説ではなくて、それこそライトな軽い内容だと思っていたのは
大いなる勘違い。全く違うジャンルだけどきちんと小説だし、
とても面白いのです。ただなんというかノリが違うというか、
その文体があるのかセオリーがあるのか、読んでいる自分を修正していかないと
入り込めない。それは海外のSFも時代小説も同じ。
頭のスイッチを切り替えて違うモードにすればとても楽しめる。
これはこれでありだなあ。日本の文学の新しい可能性があるなと
今更ながら気づいてしまいました。
先日の芥川賞、直木賞は受賞作なしと発表されましたが、
結構ハズレが多い芥川賞よりラノベの方がずっと楽しめますね。
 
 

 

2025/07/21

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