アクシア社長のオフィシャルブログ

HOME» アクシア社長のオフィシャルブログ »未来予想図

アクシア社長のオフィシャルブログ

未来予想図

未来のことは誰にもわからない。日々変化して混沌として不確実。
そんな現代を「VUCAの時代」とは思いません。だって未来のことが
わかっていた時代なんて過去一度もなかったのですから。未来人が
タイムスリップしてこない限り。
確実に言えることは、今の状態が未来永劫続くことはないということ。
30年続いていても50年続いていてもこれから10年同じである保証はない。
明日変わるかもしれないのはいつの時代も同じ。ただ、何かしら僅かな
予兆がある場合もある。その予兆を読めるかどうか。そしてその予兆を
信じて行動できるかどうか。これってとても難しいことですよね。
できることは変わった新しい世界に自分を調整することができるかどうか。
人間という生き物は、その調整能力が著しく高いのではないかと思います。
 
さて、そんな一般論は置いといて、自分の未来はどうなんだろうと考えて
未来予想図を作って対策しておくことは無駄なことではありません
いくつかのシナリオを想定して準備したり、準備しなくても心積りが
できていれば、周囲の環境がどんなに大きな変化が起こっても対応できる
可能性が高くなりますよね。
私の場合は、未来予想図を作って未来予測=これから先の歩むべきレール
が見えてしまうと一気につまらなくなり、そのレールに乗らない選択を
してしまうんですよ。だって、将来のことが見えた人生はつまらないもの。
 
 
【今週の1冊】
 
「八日目の蝉」 2007年 角田光代
「森に眠る魚」 2008年 角田光代
 
心理描写と人間関係の描き方が緻密です。吸い込まれます。
ママ友の駆け引き怖いなあ。そんな単純なことじゃなく、悪気はない
けれど何気ない一言や仕草で行き違いが生まれ、少しづつすれ違って
修復することが難しくなる。そのすれ違いの根底にあるのが、同じ
ママ友だから状況も同じだしわかり合えるよね。私のこともわかって
くれるよね。という思い込みだったり押し付け。
そういう描写が素晴らしい。小説を書くって魂削るよね。って思う
のがそういうこと。自分の実体験や感覚を赤裸々に出していかないと
書けないから。
 
この2冊、映画化とドラマ化されていて、見たことあったなという記憶。
調べてみたら「八日目の蝉」は2011年に映画化。名作です。
「森に眠る魚」はそっくりのテレビドラマがあったのですが、原作かと
思いきや脚本家のオリジナル作品とのこと。なんだかなあ。ほぼパクリ。
さて、この2作も馴染みのある場所が随所に出てくるので、それもいい。
小金井公園までタクシー乗って、神楽坂でバイトして、護国寺あたりの
マンション。などなど、休みの日に巡ってみよって。
 
 
 

 

2025/10/20

アクシア社長のオフィシャルブログ

    

HOME

アクシアスタッフだより

オンライン(Zoom)サポート

社員研修・人材育成

セミナー情報

会社概要

講師紹介

お問合せ

 

   

メルマガ会員登録