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多様な働き方、多様性とか

週末、新しい自民党総裁決まりました。高市早苗さん。期待大ということで、
株式市場も大きく反応。この勢いで日本経済を復活させて欲しいところです。
で、高市さん。女性の自民党総裁ですが、決して女性を代表している訳ではない。
ですよね。女性も様々ですから女性の代表と言われても困ってしまうでしょう
 
で、これ多様な働き方や多様性も同じ。
みんなそれぞれ、女性とか男性とか、年代とか、国籍とかそれは属性であって、
その属性を代表している訳ではない。ちなみに私は60代の男性で熊本出身で東京に
住んでいますが、60代の代表ではないし、もちろん男性の意見を代弁できる訳は
ないし、熊本出身のマジョリティでもない。そのような属性を持っている
ただの一人の人間です。ですが、それぞれを大きな括りで見ると特徴が現れる。
60代と30代は生きている時代が違うし、男性と女性ももちろん違う。けれども
その人は特定の属性の代表ではないけれど数が集まる、つまりn数が増えると特徴が
現れる。だから多様性には数が必要なのです。
 
そして働き方も同じ。働く意欲目的も能力も役割も様々。なので、多様な働き方が
認められた方が多くの人は働きやすくなる。
そしてそれもただみんなバラバラではなく、何か属性を作ってまとめたら
その特徴が見えやすくなってお互い理解しやすくなるんじゃないかな。
例えば、これはあまり語られることがないのですが、仕事を理解して慣れるのが
遅い人の働き方。残業代が欲しいとか、長時間労働したくないのに、仕事を覚える
のに少し時間がかかる人。残業規制がきつくなると、教える方も時間の負荷がかかる
からこのような人の成長のチャンスを無くしてしまうんですよね。
 
多様な働き方や多様性を担保するにはこういうことも考えなきゃですね。
 
 
【今週の1冊】
 
「楽園のカンヴァス」 2014年 原田マハ 著
 
ちょっとショックを受けてしまいました。原田マハという作家、
名前は知っていましたが、触手が動かずなんとなく遠慮していました。
それが、なんということでしょう。こんなに面白いなんて!
出会うまでに随分回り道をしてしまいました。
ですが、このタイミングで読むことができて良かったのでしょう。
2年前には、アンリ・ルソーのことは知りませんでした。
アンリ・ルソーの独特な写実表現やピカソとの関係も。それを知らないで
読んでもここまで感銘は受けなかったでしょうね。
それが今は読んでいても目の前にアンリルソーのアトリエの風景が
浮かび上がり、ピカソとの会話もリアルに感じることができる。
どうしてこんなにもこの世界に入り込むことができるのか。
その答えは年代でした。1800年代後半から1900年代前半。
この時代のものに意識しなくても惹かれる自分がいる。不思議です。
ちなみにアインシュタインの奇跡の年も1905年。
生まれ変わることができるとしたら、私はこの時代一択ですね。
 
そうそう、アンリルソーの絵は日本の美術館にも点在しているから
ゆっくり鑑賞しに行きます。
 
 

 

2025/10/06

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