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24時間戦えますか!

昭和の時代の代名詞のようなこのフレーズ。昭和は長時間労働で
大変だったよね。ということで語られることが多いから、それが
歴史的な事実になる前に訂正しておかないといけません。
 
確かに残業時間規制もなく、より遅くまで働いてサービス残業も
多かったけど中身は随分緩かった。だってスマホはもちろんないし、
パソコンも部署に1台という時代だから、営業マンは一歩外に出たら
どこで何をしていてもわからない。朝礼済ませてオフィスを出たら
近くの喫茶店でダラダラおしゃべり。そこから一人ふたりとゆっくり
顧客先に訪問。夕方会社に戻って会議の後でみんなで夕食に行って
その後残業。会社の中でもタバコ休憩に給湯室で雑談。
そんな感じで今のように一人1台のスマホ、PCで監視されたりすることなく
のんびりやっていての24時間戦えますか。ですから。
本気で朝から夜遅くまでコンつめて働いてたらもっとバタバタ倒れているし、
疲弊していったはず。でも現実は夜の店は繁盛して、若者は飲んで騒いで、、。
なのですよ。
そんな時にバブル崩壊と共にITツールが一気に普及してゆとりのない社会に。
そんな時代の切り替わりの時に、長時間労働に加えてハラスメントが横行
したら壊れる人が増えるのは当たり前。「24時間戦えますか!」の時代にも
実はそんなに働いてなかったという記録を残しておかないと。
ということで、これからの働き方は時代環境や新しいビジネスツールを
前提に考えないと間違ってしまうよね。
 
 
【今週の1冊】
 
「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」 1998年 京極夏彦 著
「京都寺町三条のホームズ」 2015年 望月麻衣 著
 
2冊に関連はないです。多分作家同士も面識ないだろうし設定も違う。
ただ個人的に繋がりを感じたので一緒に取り上げました。
姑獲鳥の夏の舞台は、池袋近くの鬼子母神。京都寺町・・はその名の通り。
それぞれ若干土地勘があるので、その舞台に入り込めるのと、それぞれの
推理の背景に共感が持てて面白い。
「姑獲鳥の夏」は量子力学や民俗学、陰陽師。「京都寺町〜』は、
下鴨神社に葵祭、祇園祭。
日本って歴史も風土も思想も多様で面白い。もっと旅行に行かなきゃ!
 
 
 

 

2025/10/13

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