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指示待ち人間

今回の年末年始もここ数年毎年恒例にしている新しいことチャレン
をしてきました。
これは何か新しいことをやるのではなく、普段の生活とは全く関係ない
グループに入ってそのグループのリーダーの指示通りに動くこと。
これってなかなか新鮮な体験なのです。自分で考えることはやめて、
指示をよく聞いて、素直にその通り動く。勝手に「流体理論」と
呼んでいます。入る器に併せて自分を柔軟に変更させていく。
固くなった頭を柔らかくするための年中行事になりつつあります。
まあ、これはこれで効果的。
ただ問題があって、自分で考えたくなっちゃうんですよね。工夫したく
なってきちゃうんですよね。で、結局指示待ち人間には慣れなくて、
そのグループのリーダーからするとめんどくさい人になってしまう
 
組織の多くは指示命令通りにきちんと動いて、勝手なことをしない方が
いいかもしれない。短期的にはその方が効率的かもしれません。
みんなが自分で考えて動き出したら現場は混乱するかも知れません
果たしてそれは人間的と言えるのか。なんてことを1年に1回体感するのは
このチャレンジはとてもいい機会なのです。
 
ということで指示待ち人間には慣れないけれども指示待ちになる立場に
身を置いてみることで分かったレポートです。
 
 
【今週の1冊】
 
「忘れられた日本人」1984年 宮本常一
「民俗学の旅」   1993年 宮本常一
 
忘れられた日本人は再読(多分3回目)。そして民俗学と宮本常一氏の
ことをもう少し知りたいので、宮本常一氏の自伝的な「民俗学の旅」を
連続で。
史実中心に時の権力者のことを解き明かす歴史学の表裏の関係にある、
民衆の歴史を探っていくのが民俗学。そのように理解しています。
大きな違いは、史実、つまり文章が残っている歴史学とは違い
民間伝承の民俗学は文字ではなく、言い伝えつまり口述。言葉や歌で
語り継がれてきた、日本の伝統や風習であるということ。
この分野を知れば知るほど日本の社会や組織の強さ、柔軟性、不思議が
受け継がれてきているのではないかという思いを強く感じざるを得ないのです。
この領域もっと深め、そしてしかしできるだけ早く研修を組織開発の
メソッドとして形にしたいなと思っています。
 
 

 

2026/01/12

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