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暗黙知の強さ

組織の強さは暗黙知にある。
組織の構成員一人ひとりが持っている経験、知恵、ノウハウなどを
暗黙知から形式知にしてみんなで共有すれば全員のレベルが上がる
そのためにどうしたらいいのか(ナレッジマネジメント)が語られる
ことが多いのですが、実はそこに大きな落とし穴があるのです。
暗黙知を形式知にする際に、実に大事な本質的な部分が抜け落ちてしまう、
漏れてしまうのです。
10数年前にある企業の仕組みを整理して社内に展開する研修をやっていた時、
競合企業から、「その研修をうちにもやって欲しい」と相談がありました。
その相談を研修をやっている企業に伝えたところ、「もちろんOK!どんどん
やってください。」との答えが返ってきました。本質的なところは言葉に
できないし、数値化できないところにあって、それがうちの強みだから
形にできるものは遠慮なくオープンにしていいですよ。とのこと。
これがナレッジマネジメントの罠なのです。
暗黙知の伝承には時間がかかります。それを時間を短縮して得ようとしても
それは表面的なところだけ(もしかして灰汁?)だったり、搾りかす
だったりして大事なところは真似できない。
 
ということで、ローマは1日にしてならず。人材育成は時間をかけて地道に。
ですね。
 
 
【今週の1冊】
 
「百年の孤独」 1967年 ガブリエル・ガルシア=マルケス 著
             鼓直  訳
        2024年 文庫化 新潮文庫
 
ずっと読みたかったけれど読むのをためらっていた本。難解そうで
理解できる自信がなく読まずにいましたが、読んで正解でした。
理解できませんでしたが。
小説の醍醐味はその世界に没入できることなのですが、スタートはOK。
すんなりとこの南米の世界に入り込めました。が、そこからが厄介。
北回帰線のように取り止めの無い流れの描写かと思えば、比喩的な
表現がそこかしこに現れ、それが比喩でなかったりして混乱すると、
死んだはずの人が普通に蘇ったり、孫に同じ名前つけたりなんやかやと
混乱の極み。とはいっても間違いなく名作でしょう。なので、
最低あと2回は読みます。あと3回くらい読んで半分理解できるかな。
いや、理解しようと思って読む本ではなさそう。
 
こういう本が日本語で読めるのはすごいことだと思うので、
翻訳者と出版社に感謝です。最近イギリスで日本の小説家の翻訳本が
大ブームと聞いているのですが、それも英語に翻訳する翻訳者のおかげ。
いい作品と翻訳者、出版社とコーディネーター。そういう人たちの努力と
層の厚さに感謝です。
 
 

 

2026/02/16

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