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アクシア社長のオフィシャルブログ
落語の世界
芝浜が好きです。落語の『芝浜』。
何度聞いたことだろう。何人の落語家で聞いただろう。
ストーリーは同じ。オチも同じ。それなのに、
その一言を聞くたびに笑って、泣いてしまう。
もちろん落語家ごとの間や口調、人物の描き方には違いがある。
でも一番違うのは、聞いているこちらのほうだ。
その日の気分も、年齢も、置かれた状況も違う。
だから同じ噺なのに、感じ方がいつも違っていつも新鮮。
ちなみに芝浜の舞台は、すぐそこ。
これってクラシック音楽も同じ。同じ楽譜で同じ旋律。
展開も同じ。 けれどもオーケストラによって違うし指揮者によって違う。
同じ指揮者で同じオーケストラでも時代によって違う。
そしてそれ以上に聞き手の状況によって受け取り方は違う。
実は長く愛されるものは「変わらない」のではない。
変わらないように見えながら、時代にも人にも寄り添うように
少しずつ姿を変えているのだと思う。敢えて変えよう、時代に合わせようとしてない。
知らないうちに変わっていけるために、心は柔らかくしておかないとね。
【今週の1冊】
「小澤征爾さんと音楽について話をする」
2011年 村上春樹
村上春樹月間終わったはずなのに、まだまだ余韻が。
難解な長編に挑んでいて、多分1ヶ月はかかりそうなので、
ついつい馴染みの春樹を手に取ってしまいました。
装丁がいいです。フォントも級数も。書籍ってその全体が
まとめて本なので、全部デジタルにはならないよね。
このアナログな感覚がいい。
ということでそれは音楽も同じのような気がする。
PCで聞く音楽より、レコードで聴きたくなるし、それよりライブ。
そんな話を小澤征爾と語り合う村上春樹の凄さ。
小説家って多分ヒマ。その暇な時間があるから走って、レコード聞いて、
オーケストラのコンサートに行って、ジャズのライブに通い詰める。
結局人って、暇な時間があったもん勝ちな気がする。やれやれ
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2026/07/13

