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言わなくてもわかること 言わなければわからないこと

9月の長雨がやっと終わり、少し晴天が戻ってきたから
知らない街の遠征を復活。Googleマップで行き先を決めて、
知らない駅に降りる時のワクワク感たまりません。
 
そこにはその瞬間にしか会わない人がいて、様々な生活が
あって一緒にご飯を食べたり、公園に行ったり、くだらない話
をして笑ったりして日常が流れていく。そんな感じがいい。
 
人って同じ空間にいるとあえて言葉にしなくても分かり合える、
感覚を持っていますよね。知らない街に行くとその感覚が
研ぎ澄まされるような気がします。
目的もなくフラフラ歩いて街を感じて街のほのかな匂いと
光に包まれると感じる何か。
 
言わなければわからないこともたくさんあります。
大事なことは言葉にしなければ通じない。けれど、
言わなくてもわかることはもっとたくさんあるように思う。
 
 
【今週の1冊】
 
「戦争と平和」 1867年 トルストイ
 
長編です。文庫本で4巻約3,000ページ。さらに登場人物500人超。
しかも呼び方がよく変わる。ここはドストエフスキーも同じで
関係性によって変わるから名前を統一したら余計に混乱するし、
物語の根幹が変わってしまうから、そのままでよし。
同じ名前もロシア語読みとフランス語読みも出てきてこれ誰?
になるけれども当時の風習がわかるからそれでないと改変になって
しまう。もちろんロシア語の原文を読める訳はないので、
翻訳者を信じるしかないのだけれども、工藤誠一郎訳は素晴らしい。
 
前置きはこのくらいにして、とても楽しめました。1ヶ月くらい
どっぷり浸っていました。
時代は1800年初頭のナポレオン戦争。ロシアとフランス(ナポレオン)
との戦いを軸にしながら同時に貴族の生活が交互に描かれる。
これがなんとも引き込まれる。当時の大陸の陸上戦の有り様がよくわかるし、
戦場に出るその兵士も自分たちの生活や家族、愛する人がいて
様々な葛藤の中で生きている。
書きたいことがたくさんあるので続きはまた来週。
 
 

 

2026/10/05

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